シネマ歌舞伎 1月12日公開
沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)/楊貴妃
高性能カメラで歌舞伎の舞台を撮影。
映画館で観賞するシネマ歌舞伎の新作2本立て。
坂東玉三郎が強く美しい二人の女性の物語を演じる。
「沓手鳥孤城落月」
1615年、大阪夏の陣。徳川家康に攻め入られ落城寸前の大阪城。
秀頼の母・淀の方(坂東玉三郎)は豊臣秀頼に嫁いだ
家康の孫・千姫が城から連れ出されようとしているところを阻止。
だが、徳川の軍勢が間近に迫り乱戦となる中、
千姫が混乱に乗じて城から逃れたことを知り、怒りのあまり錯乱。
そんな正気を失った母と秀頼は共に自害して果てようとするが、
豊臣家のために涙ながらも開城を決意するのだった。
「楊貴妃」 夢枕獏・作
中国、唐の時代。
亡くなった楊貴妃(坂東玉三郎)を忘れられない玄宗皇帝は
方士に楊貴妃の魂を探し出すように命じる。
方士が蓬莱山の宮殿で祈ると生前と変わらぬ美しい姿で楊貴妃が現われ、
玄宗皇帝への永遠の愛の舞を踊り、
皇帝との思い出のかんざしを方士に託すのだった・・・。
シネマ歌劇ならではの世界観をみな様にお届けしたいと
☆坂東玉三郎さんが音楽や効果音等のプロデュースも担当。
シネマでしか見られない特別映像や舞台裏もお楽しみいただけます。
☆☆☆ Beauty Point ☆☆☆
歌舞伎のゴージャスな☆美☆にもっと触れて、女子力UP!!
舞台を見るのとは、又、別の魅力があるシネマ歌舞伎。
2005年から沢山の作品が出ていますが、特にお勧めの2作品を御紹介。
《海神別荘》
泉 鏡花の幻想文学を坂東玉三郎が演出そして主演。
きらびやかな海底の世界で異界の公子(市川 海老蔵)と
地上の美女(坂東玉三郎)の妖しき愛の行く末は…。
豪華な衣装に目を奪われ、巧みな舞台装置に感心、
玉三郎さんならではの所作がハープ演奏と一体になって
魅了させられる歌舞伎の醍醐味を味わえる作品。
《籠釣瓶花街酔醒》かごつるべさとのえいざめ
昔、江戸の吉原で本当にあった男女の刃傷沙汰。
田舎から江戸へ商いにやって来た次郎左衛門(中村勘三郎)は、
思いがけず吉原一の花魁・八ツ橋(坂東玉三郎)の道中に遭遇。
美しい八ツ橋にすっかり魂をうばわれてしまう…。
艶やかな八ツ橋と対比の醜男・次郎左衛門を、
正に名人芸の中村勘三郎さんが迫力~!!熱演。
1/12 ROAD SHOW
公式サイトhttps://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/
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(撮影:岡本隆史)