MOVIE

琴姫のBeautiful CINEMA vol.18

グリーンブック 3月1日公開

黒人ピアニストとイタリア系運転手が、
旅を通じて笑いと涙で心を通わせていくバディ ロードムービー。
実話を基にしたオスカー受賞作品。


1962年、ニューヨーク。
高級クラブ「コパカバーナ」で用心棒として働く
トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は
がさつだが頼りになるHeartのある男。
だが彼はクラブが改修するため職を失ってしまい、
カーネギーホールの上にある高級アパートメントに住む
黒人ピアニスト・ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の
米国南部ツアーに運転手として同行することに。
もともとは人種差別主義のトニーだが、
大家族を養うために背に腹は変えられなかったのだ。
シャーリーはケネディ大統領の前でもPlayした天才で、
英才教育を受け博士号を持つ超エリート、
トニーとは正反対の人物だ。
そんなニ人は黒人が利用できる施設を掲載した
旅行ガイドブック《グリーンブック》を手に旅に出る。
初めからタバコや言葉使いでぶつかり合うが、
シャーリーの神業のような演奏を耳にしたトニーは
彼のサポートを誇らしく思うように。
だが、ニ人の距離を近づけたのはシャーリーが遭遇する
南部での想像を絶する人種差別だった…。

シャーリーの孤独を理解して歩み寄るトニー。
トニーの粗野な中に、人としての素晴らしさを見付け惹れるシャーリー。
ニ人が同志になって行く姿に胸打たれます。

☆☆☆Beauty Point☆☆☆

アカデミー賞作品賞を受賞した本作が多くの支持を受けるのは、
人種差別問題を扱っていながら”心に光宿る”シーンが多々あるからでしょう。
約束のクリスマスイヴにニューヨークに戻ってきた
ニ人の車の運転をしていたのは、
疲れ果てたトニーから代わった、なんと!シャーリーだったのです。
このラストシーン、どきっとする程印象的で忘れられません。
この後、トニーとシャリーは家族ぐるみのお付き合いをするようになります。

2013年、1月にトニーが、そして4月にシャーリーがこの世を去りますが、
本作の脚本をトニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の息子
ニック・バレロンガが手掛け、
父とドクター・シャーリーの友情物語が映画化されました。
~☆Life is Bright&Beautiful☆~

監督:ピーター・ファレリー

3/1 ROAD SHOW

https://gaga.ne.jp/greenbook/

(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.

 

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