グリーンブック 3月1日公開
黒人ピアニストとイタリア系運転手が、
旅を通じて笑いと涙で心を通わせていくバディ ロードムービー。
実話を基にしたオスカー受賞作品。
1962年、ニューヨーク。
高級クラブ「コパカバーナ」で用心棒として働く
トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は
がさつだが頼りになるHeartのある男。
だが彼はクラブが改修するため職を失ってしまい、
カーネギーホールの上にある高級アパートメントに住む
黒人ピアニスト・ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の
米国南部ツアーに運転手として同行することに。
もともとは人種差別主義のトニーだが、
大家族を養うために背に腹は変えられなかったのだ。
シャーリーはケネディ大統領の前でもPlayした天才で、
英才教育を受け博士号を持つ超エリート、
トニーとは正反対の人物だ。
そんなニ人は黒人が利用できる施設を掲載した
旅行ガイドブック《グリーンブック》を手に旅に出る。
初めからタバコや言葉使いでぶつかり合うが、
シャーリーの神業のような演奏を耳にしたトニーは
彼のサポートを誇らしく思うように。
だが、ニ人の距離を近づけたのはシャーリーが遭遇する
南部での想像を絶する人種差別だった…。
シャーリーの孤独を理解して歩み寄るトニー。
トニーの粗野な中に、人としての素晴らしさを見付け惹れるシャーリー。
ニ人が同志になって行く姿に胸打たれます。
☆☆☆Beauty Point☆☆☆
アカデミー賞作品賞を受賞した本作が多くの支持を受けるのは、
人種差別問題を扱っていながら”心に光宿る”シーンが多々あるからでしょう。
約束のクリスマスイヴにニューヨークに戻ってきた
ニ人の車の運転をしていたのは、
疲れ果てたトニーから代わった、なんと!シャーリーだったのです。
このラストシーン、どきっとする程印象的で忘れられません。
この後、トニーとシャリーは家族ぐるみのお付き合いをするようになります。
2013年、1月にトニーが、そして4月にシャーリーがこの世を去りますが、
本作の脚本をトニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の息子
ニック・バレロンガが手掛け、
父とドクター・シャーリーの友情物語が映画化されました。
~☆Life is Bright&Beautiful☆~
監督:ピーター・ファレリー
3/1 ROAD SHOW
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